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〒355-0326 埼玉県比企郡小川町大字下古寺7-2

全国新酒鑑評会 八年連続金賞受賞記録酒造(県内最多記録)

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帝松の歴史

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江戸時代から続く歴史

江戸時代から続く歴史

酒どころ越後頚城郡姉崎の、酒造りに関わる家柄に生まれた初代 松岡祐エ門。祐エ門は「求める酒造り」に適した地を目指して、嘉永4年(1851年)に当地へ蔵ごと移築し創業しました。

当時の小川町は、秩父往還と八王子街道が交差する交通の要衝で、生活物資の集積地でした。毎月多くの市が立ち、商人が集まる場として栄えていました。また、米穀の少ない秩父方面と米の生産の多い平野部を結ぶ中継ぎの穀物商も多くいたといいます。そこには当然お酒を楽しむ消費環境が整っており、祐エ門はこの小川町の賑わいに目を付けました。

仕込み水

仕込み水

この地はそれだけでなく、酒の仕込みに重要な「良質な水」にも恵まれていました。秩父山系を源とする湧水は石灰岩層で浄化され、ミネラル豊富な硬度の高い天然水となって湧出します。硬水なのに柔らかく感じられるこの特異な水が、祐エ門の求める清酒を造り出しました。
※詳しくは「帝松のこだわり」へ記載

水・米・消費環境 の三拍子が揃ったこの地は、酒造りを営むには十分すぎるほどの環境でした。

仕込み水

帝松

帝松 帝松

創業当時は「大坂屋」の屋号を名乗り「松盛(まつざかり)」という酒銘で販売していました。その後、現在の「帝松」を代表銘柄としました。
「帝」は日本国の最高位を表し、「松」は変わらぬ緑から繁栄のシンボルで、「酒造りの頂点を末永く後世に維持していきたい」という想いから名付けられたといいます。

帝松は全体的にフルーティーで甘みのある味わいが特徴で、その品数はサイズ違いを含めると150アイテムにも上ります。「多くの方々に美味しくお酒をお召し上がりいただきたい」という想いから、個人差のある消費者の味覚に合わせこれだけのアイテム数まで増えました。

社長の酒

社長の酒

そんなスタンスで仕込んでいる清酒ばかりの中で、お客様からひときわ人気なのが「社長の酒」です。
一度聞いたら忘れられないネーミングのこのお酒は、5代目祐治の時代に販売を開始しました。

吟醸酒がまだ一般に知られていない昭和の高度経済成長期、清酒はまだ級別制度で、特級でも一級でもない無鑑査の吟醸酒として販売を開始しました。これは埼玉県における吟醸酒流通の先駆けで、評判が評判を呼び、当時「埼玉県で一番の吟醸酒を造る蔵」とまでいわれるほどになりました。

もともとは清酒鑑評会出品用に極少量しか醸造せず、残った酒は弊社の社長が使用する贈答用などに限られていたこのお酒。タンクには目印として「社長の酒」と書かれ、それがこの名の由来だといいます。現在はその名称から、縁起の良い「出世酒」として親しまれています。

社長の酒

酒米

酒米 酒米

愛飲家の方々に喜んでいただきたい思いから、酒造りの中でも特に「酒米」にはこだわっています。兵庫県吉川町産の山田錦 特A級米、山形県産の山酒四号(通称 玉苗)、岡山県赤磐市産の備前雄町、埼玉県オリジナルのさけ武蔵など、清酒の種類によって品種や産地などにこだわり、酒造りを行っています。

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松岡醸造株式会社

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